大分大学・アドテック株式会社・株式会社木下築炉にて連携

大分大学・アドテック株式会社・株式会社木下築炉にて連携
JICA事業・大分産学連携 狂犬病ワンヘルスアプローチ
大分大学・アドテック株式会社・株式会社木下築炉にて連携

ワンヘルスという言葉をご存じでしょうか。新型コロナウイルス感染症など動物由来の病の問題もあり、人間と動物の健康は一つとして捉える考え方です。人の健康を守る為には動物の環境にも目を配り、人と同様に健全な状態に保ち、守っていくことが必要となります。
動物由来の感染症の一つとして、狂犬病(ウイルス性の人獣共通感染症)があります。
狂犬病は最も致死率が高い病気として、ギネス世界記録にも記録されており、毎年世界では5万人の死者を出し、フィリピンにおいて年間約200人もの方が死亡しています。また、フィリピンでは動物への予防対策が不十分で狂犬病が蔓延し、狂犬病動物の遺体の処理ができずに環境問題となっています。
その事を踏まえた上で、弊社では地元大学及び民間企業と連携し、フィリピンの狂犬病対策に取り組んでおります。
弊社の役割は、環境問題となっている狂犬病動物の遺体の処理です。環境破壊も感染症発生の引き金と言われており、環境に配慮した動物焼却炉を提供する事により、環境保全に繋がればと考えております。
また、9月にはフィリピンのブラカン州で開催されるkick off ceremonyにて、JICAフィリピン所長、フィリピン日本大使、木下築炉の子会社であるKINOSHITA CHIKURO PHILIPPINES.INC.の社長が出席し、フィリピンの狂犬病対策に取り組んでいるということをアピールしていきます。
今後も、狂犬病ワンヘルスアプローチの連携を継続し、昨今、深刻な問題となっている環境破壊の歯止めを目指していきます。

《大分大学提供》

動物焼却炉の特徴

1. 再燃設備が完備されている為、火葬時の黒い煙が出ず、臭いもしない(無煙・無臭)
2. 炉は6分割されており、部分修理が可能(修理工期の短縮)
3. 火葬した骨の粉砕ユニットが併設されている(火葬後の省スペース化)
4. フィリピンに支店がある為、メンテナンス対応が早い!
5. 焼却炉の定期検査を実施しているので、安心して利用できる!

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